看護師が働きやすい職場として、大手企業や工場に設置されている医務室が挙げられます。
大手の企業は、従業員が健康的に働けるよう医務室があることが多いです。
医務室で勤務する看護師は、産業看護師と呼ばれています。産業看護師は、急に病気にかかったり、勤務中にケガをしたりした従業員に早急に処置を施すことが主な仕事です。
工場に設置されている医務室の場合、夏の時期は熱中症の応急処置をする機会が非常に多いのが特徴です。
人間関係のトラブルや仕事の重責からうつ病を発症する方も多いことから、メンタル面での相談を受け付けることもあります。また、社員の病気の早期発見のため、健康診断を実施することも大事な仕事の1つです。
産業看護師が働きやすい最大の理由は、一般企業のように規則的に働くことができる点です。
病院勤務なら夜勤や残業をするのが当たり前ですが、産業看護師の場合、平日の日勤だけの勤務となります。土日が休日になるので、子供を持つ看護師は特に働きやすいと言えます。
ワークライフバランスが取りやすく、プライベートを充実させやすいのが魅力です。
産業看護師の場合パソコンなどのデスクワークが中心になるため、体力的な負担が少ないこともメリットと言えます。 さらには、病院のように医療処置を任せられることがあまりなく、過度なストレスにさらされることもありません。
このように心身の負担が少ないため、働きやすい職場と言えます。